2021年8月号記事

コロナ下の総理の条件

戦後日本が経験したことのない危機の時代に突入している。
誰が総理になるにせよ、この中心軸を貫けないリーダーは、
日本の未来を守ることができないだろう。


contents


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総理の条件(4)

信仰心を持っている

権力欲やパフォーマンスで国を過たない前提には、神意を慮る信仰心が必要となる。

そもそも菅氏が総理になる直前の9月2日、同氏の守護霊は大川総裁のもとを訪れ、自身に神々への信仰心があることを明らかにした上で、自分の首相就任が天上界の意向に沿うものなのか、伺いを立てた。


菅政権の発足条件は「経済を回す」こと

その時、大川総裁からは、緊急事態宣言が経済を疲弊させていることを踏まえ、「景気を大不況まで落ちないところは押さえる」「失業者を解決していく」なら─とのコメントがあった(*1)。つまり、「経済をしっかり回す」ことが、天上界が示した総理の条件であった。

しかしその後、菅政権が緊急事態宣言の発動・延長を繰り返し、経済をここまで低迷させてしまったのは、誠に残念である。

さらに菅氏の首相就任直後の同23日、天照大神からも大川総裁を通じ、神示が降ろされた。それによれば、菅氏に「国民の統制を好む」「欲が立って器を超えた判断をする」「中国に対して明確な言葉で価値判断をしない」という傾向性が出てくれば、神罰・国難を招く、とのことだった(*2)。こうした懸念は、これまで見て来たように現実化しつつある。

(*1、2)菅氏の守護霊、天照大神の霊言は『天照大神よ、神罰は終わったか。』(大川隆法著、幸福の科学出版)に収録。


天照大神の神事も無視

天照大神の意向を気にすると言いながら、実際は神仏の言葉を軽視する─この傾向は「伊勢神宮参拝」の問題にも現れている。日本の首相は年初に伊勢神宮に参拝し、国家安寧を祈るのが伝統だ。しかし菅氏は昨年末、「ステーキ会食」で批判されたことなどもあって、伊勢参拝の延期を決めた。支持率低下を恐れたのだ。その後も延期を繰り返し、本記事執筆時点(6月中旬)、いまだに実現していない。ここまで遅れているのは、この伝統が始まって以来、初めてのことだ。


「総理の条件」は天上界の総意

本特集「総理の条件」で掲げてきた3つの柱は、いずれも天上界の総意である。

  1. コロナくらいで、この国の根幹をなす経済基盤や国民の自由を破壊しないこと。
  2. 世界的な「脱炭素社会」の流れには、西側諸国を滅亡させる悪意が込められており、浅薄な受けを狙って飛びついてよいものではないこと。
  3. 中国の覇権主義の先には日本の植民地化があり、これを断固阻止しなければならないこと。

以上は、誰がこの国の総理になろうとも、護らなければならない日本の政治の中心軸である。ここを外せば、日本は大きな国難に襲われる。


信仰心なき総理で天変地異が起きる

そもそも、国のトップの信仰心が薄れると、天変地異が起きる。この考えは、古今東西の宗教の常識だ。

戦後の日本を見ても、左翼・社会党の村山富市首相(当時)が1995年、伊勢参拝を"すっぽかした"直後に、阪神淡路大震災が起きた。村山氏はその後、慌てて参拝している。同じく左翼・旧民主党の菅直人首相(当時)の時代にも、東日本大震災が起きた。また現在、日本ではコロナウィルスが蔓延しているが、「疫病」も為政者と国民が信仰心を疎かにした時に発生することは、歴史が証明している。

日本の総理は誰がなっても、神仏の声に耳を傾けなければならないのだ。L