2025年3月号記事
もらってばかりの人生は駄目!
バラマキ亡国論
良識ある人は、「バラマキは人間の精神を蝕む」と考えているだろう。
先月号に続き、『なお、一歩を進める』の視点から、この問題に向き合う。
contents
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もらってばかりの人生は駄目! バラマキ亡国論 ──『なお、一歩を進める』の読み方② - Part 1 究極のすねかじり男 マルクスの呆れた生涯
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多くの国民は、熾烈なバラマキ競争に辟易しているのではないか。
これまで自公政権は、使途や効果が不明瞭なコロナ対策に77兆円を支出し、本当に便利ならポイントをつけなくても国民が取得するはずのマイナンバーカードの普及に2兆円を投じるなどしてきた。
特にマイナンバーは、政府が後になって任意の取得から事実上の義務化に舵を切ったことで、「普及のために使った2兆円は何だったのか!」と国会で追及されている。
政府の借金は1300兆円超え
最近は物価上昇への不満が高まったことを受け、石破政権は前政権に続いて、住民税が非課税である世帯に3万円を給付。「給付ではなく、なぜ減税しないのか」と多くの現役世代の怒りを買っている。
コロナ禍で一気に膨れ上がった政府の借金は、1300兆円を突破した。それでも与党は、来年度の予算案をコロナ前の100兆円前後には戻さず、過去最大の115兆円を計上。財政のタガを外したままでいくようである。
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