カテゴリ「政治:国防」の記事一覧
2016.07.04
ダッカ人質テロで日本人7人死亡 国際常識とかけ離れた「防衛費は人を殺すための予算」発言
Keith Tarrier / Shutterstock.com バングラデッシュの首都ダッカにある飲食店で、武装集団が人質を取って立てこもるテロ事件が発生し、人質20人が死亡した。今のところ真偽は不明だが、「イスラム国」系メディアが犯行声明を出している。 テロで犠牲となった日本人7人は現地でJICAの円借款のインフラ事業に参加して...
2016.07.01
「中国機が攻撃動作」と元空将 日本は一触即発の事態にいかに備えるか
Cp9asngf/Wikipedia 中国軍艦による口永良部島付近での領海侵入に続き、上空でも一触即発の危機が起きている。 萩生田光一官房副長官は29日の記者会見で、6月17日に尖閣諸島周辺に中国軍の戦闘機が接近し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した際に、「上空で近距離のやり取り」があったことを明らかにした。 ...
2016.06.30
中国軍艦が領海侵入 国防を争点にしない政党は「公党」ではない - 〈特別版〉参院選のミカタ 4
口永良部島。島の領海に中国軍艦が侵入した。写真:時事通信フォト 2016年8月号記事 〈特別版〉参院選のミカタ 4 中国軍艦が領海侵入 国防を争点にしない政党は「公党」ではない 中国海軍の軍艦が6月、鹿児島県・口永良部島沖の領海に侵入しました。中国軍艦による日本の...
2016.06.10
中国の「アメリカは南シナ海に口を出すな」にはこう言い返せ
北京で行われた「米中戦略経済対話」がこのほど閉幕した。中国が海洋進出を進める南シナ海の問題に関して、両者の主張の溝は埋まらなかった。 米国のケリー国務長官は、国際的な仲裁裁判を念頭に置き、「法と外交、交渉による解決」を求めた。 それに対し、中国の楊潔※チ国務委員は「当事国間での協議を通じた解決を目指す」と主張(...
2016.06.01
北朝鮮の核は"カード"から"現実"へ 日本は今こそ平和のための核保有の検討を
北朝鮮による相次ぐ中距離弾道ミサイル(ムスダン)の発射実験をうけ、日本政府は30日、自衛隊に迎撃態勢をとらせる「破壊措置命令」を発令した。 中谷元防衛相は31日、今回の北朝鮮のミサイル実験を受けて、「被害を受けた事実はない。常にいかなる事態が起きても大丈夫なように対応している」と述べた(31日付ロイター電子版)。 ...
2016.05.22
沖縄で高まる反米感情 「米軍の犯罪率は少ない」という冷静な目も必要
沖縄の反米感情が、高まっている。 沖縄県うるま市の女性会社員の遺体が見つかり、元米海兵隊員で米軍属の男が死体遺棄の容疑で逮捕された事件。 女性団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の代表らは20日、県庁で記者会見し、戦後、繰り返されてきた米軍関係者による犯罪に対して、怒りの声を上げた。テレビでは、「やっ...
2016.05.20
日常生活は軍事技術で支えられている 自動ドアやデジカメも!?
自民党の国防部会はこのほど、防衛装備に応用可能な研究をする大学などに対し、基礎研究に助成する「安全保障技術研究推進制度」の予算を、増額するよう求める提言案をまとめた。提言には、当初予算の30倍以上となる「100億円程度」と盛り込まれている。18日付東京新聞が報じた。 防衛省は昨年度より、防衛技術が多くの中小企業に頼っている現状を変えるため、...
2016.04.30
釈量子の志士奮迅 [特別編] - ママの本能が日本を守る
2月28日に渋谷で開催された「愛してるから、黙ってられない。 We Love 日本」デモ。 2016年6月号記事 釈量子の志士奮迅 特別編 幸福実現党 党首 釈 量子 (しゃく・りょうこ)1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史...
2016.04.27
北朝鮮、SLBMの発射に成功 日本を守るのは誰か?
北朝鮮がこのほど、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に成功したと発表した。SLBMは30kmしか飛ばなかったため、韓国軍は実験を「失敗」と判断している。しかし、たとえ失敗であったとしても、北朝鮮の軍事力が急速に向上していることは確かだ。 SLBMは水中の潜水艦から発射するため、レーダーなどで場所の特定がしづらく、発射を事前に探知するの...
2016.03.21
政府高官が「現行憲法下で核兵器使用は可能」 防衛体制の整備は急務
横畠裕介内閣法制局長官は、「憲法上、あらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているというふうには考えていない」との見解を、18日の参院予算委員会で示した。 内閣法制局長官が核兵器使用について言及するのは極めて異例のことだ。菅義偉官房長官は、同日の記者会見で「(核兵器使用は)あり得ない」と語っているが、今この議論が出ているのは、北朝鮮や中国...