画像はWikipediaより。
2022年9月号記事
国民を死滅に追いやるゼレンスキー大統領
ウクライナ軍の劣勢が報じられても、「屈してはならない」という見方が根強くある。
しかし、現実を直視すべき時が来た。
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国民を死滅に追いやるゼレンスキー大統領 - Part 3 国を滅ぼす大統領は最悪である
国を滅ぼす大統領は最悪である
指導者は引き際で資質が測られる。
ウクライナ東部の戦いは、露軍が迫る主要都市スラビャンスク、クラマトルスク、アウディーイウカが陥落すれば実質的に終わり、ロシアはそれらの都市の攻略でもって事実上の勝利宣言を行うと考えられている。ウクライナは残された戦力を最大限投入して抵抗するが、先述したように軍は事実上崩壊しており、もはや勝ち筋がないと言われている。
マスコミが味方でも力量差で勝てない
ウクライナ敗北を予測していた大川総裁は、定見のないゼレンスキー氏やバイデン氏がポピュリズム(大衆迎合主義)に走り、マスコミを味方につけた側が勝利できると誤読し、主戦論を盛り上げた点を問題に挙げる(*1)。
「横綱と幕下、あるいは一番下の相撲取りが土俵の上で戦っている。(ゼレンスキー氏らは)『(観覧する)外の応援が大きければ、そのほうが勝つんじゃないか』というふうに言っている」
国力(人口、領土、経済力、軍事力など)の差で言えば、ロシアは横綱、ウクライナは幕下。これはゼレンスキー氏がお笑い芸人時代の経験を活かしてマスコミを動員しても抗えない現実だ。
対するプーチン氏はマスコミのご機嫌取りより、地上戦で勝利する戦略を練り、西側の経済制裁に備えていたなど、総合的な力量の面でもゼレンスキー氏やバイデン氏の上をいったと言える。
現状のまま推移すれば、軍事的にはウクライナとアメリカが敗戦し、政治的には戦争を煽った「マスコミ民主主義の敗北」という結果になるだろう。
(*1)「『小説 十字架の女(3)〈宇宙編〉』発刊記念対談」
支援打ち切りが撤退のタイミング
停戦しなければ国が滅ぶ