米司法省が世紀のスキャンダル「エプスタイン文書」の公開開始 裏で文書を隠蔽・抵抗していたFBIに期限を切って提出を命じる 民意が求める政府の透明化・効率化を踏みにじる抵抗勢力

2025.02.28

米司法省。

《ニュース》

未成年の少女ら200人以上を性的に虐待したとみられ、人身売買容疑で起訴され、拘置所で亡くなった米富豪ジェフリー・エプスタインの関係文書について、米司法省が2月27日(現地時間)に新たに公開しました。

《詳細》

多くの政財界関係者と深いつながりを持っていたエプスタインは、未成年の少女を「どの有力者に売っていたか」というスキャンダルが長らく注目されており、「顧客リスト」の公開が強く求められていました。特に米保守派の間では、民主党の元大統領が常連客だったという疑惑が指摘されています。

今回、「第一段階」として公開された約200ページに上る文書には、エプスタインの連絡先などが明記されていました。そこには、マイケル・ジャクソン、ロックミュージシャンのミック・ジャガー、俳優アレック・ボールドウィンやダスティン・ホフマン、元ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ、スーパーモデルのナオミ・キャンベルなどの著名人の名がずらりと並びます。

しかし、米ニューヨーク・ポストは単なる電話帳に過ぎないと報じ、公開された内容は既知のものが大半で、顧客リストに当たるものはありませんでした。

衝撃的な暴露を望んでいた人々はがっかりしつつも、「第二段階」の公開に改めて期待を示す中、パム・ボンディ司法長官は、連邦捜査局(FBI)のカシュ・パテル長官に宛てた手紙の中で、FBIがエプスタインの捜査と起訴に関する数千ページの文書を隠しているという情報があったと問題視。完全な文書の提出期限を28日午前8時に設定し、命令に従わないFBIも調査するよう指示しました。内部の抵抗勢力によって情報公開が阻まれているとの指摘を受け、パテル長官はXに「記録が隠されていれば、それを暴く」と投稿しています。

完全な文書が公開され、著名人の破廉恥な犯罪が暴露されれば、アメリカ社会は壮大なパニックに襲われるとみられています。そのため、これまでも文書を公開する試みはありましたが、核心を突くには至っていません。同時にトランプ政権は、これを足掛かりとして、ケネディ暗殺事件などの機密文書の全面公開に向けて動いています。

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タグ: 政府効率化省  不正受給  偏向報道  人身売買  公開  エプスタイン文書  ジェフリー・エプスタイン 

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