カテゴリ「政治:財政・税金」の記事一覧
2017.06.13
都心の相続税は「お家お取りつぶし」税制――なべ島ひさし氏【都議選・もっと身近な東京問題】
筆者プロフィール なべ島 ひさし (なべしま・ひさし)1964年東京都生まれ。御成門中学校、芝商業高等学校を卒業。大原簿記学校の税理士科を経て、現在、駐車場業などを経営。 筆者は、港区生まれ、港区育ち。しかし、40~50人いた小学校の同級生のほとんどが、区外に引っ越さざるを得なくなった。もう片手...
2016.11.30
「消費税不況」の皮肉な結果 7年ぶりに税収減る - ニュースのミカタ 1
写真:AP/アフロ 2017年1月号記事 ニュースのミカタ 1 経済 「消費税不況」の皮肉な結果 7年ぶりに税収減る 2016年4~9月の税収が、前年より4・8%減りました(注1)。所得税、消費税、法人税ともに減っています。このままでは通年の税収も、リーマ...
2016.11.22
消費増税再延期の裏で見送られた自動車新税の導入 日本は自動車「重税」大国
消費税10%への増税を来年4月から、2年半後に再延期する法案が18日に可決成立した。これに伴い、増税と同時に導入を予定されていた、自動車の新しい税金「燃費新税」の成立も見送られた。 燃費新税とは、普通車を購入する場合、購入価格の0~3%を課すもので、燃費が良い車ほど税率が低くなる税金だ。主に自動車業界から、「消費税との二重課税」と批判を受け...
2016.11.07
2016年度上半期、税収がとうとう下がる 繰りかえされる消費税の罠
クリックで拡大 財務省公表資料を元に編集部作成(単位:兆円)。 財務省がこのほど発表した2016年4~9月期(上半期)の税収が、前年同期に比べて4.8%減少した。税収の内訳を見ても、所得税、法人税、消費税それぞれが、前年同期よりも下がっている。 上図のオレンジ線を見ても分かるよ...
2016.10.29
釈量子の志士奮迅 [第51回] - 増税で沈んだなら減税で浮かび上がる
2016年12月号記事 第51回 釈量子の志士奮迅 幸福実現党党首 釈量子 (しゃく・りょうこ)1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013...
2016.07.08
民進党が年金の意見広告で自民党を批判 でもどちらも主張に嘘がある
参院選も終盤を迎えている。そんな中、民進党が7日付の大手各紙に、「あなたの年金が、危ない。」という見出しの意見広告を出して、勝負をかけている。 趣旨は、次のようなものだ。 「年金積立金の運用は安全第一であるべきなのに、安倍政権がその半分を株式に投資した結果、昨年は5兆円の損失が出てしまった。民進党は株式への運用...
2016.07.06
バラまき合戦でいいんですか? ――「福祉大国」から「未来投資国家」へ (Webバージョン) - 編集長コラム
2016年8月号記事 編集長コラム 参院選・特別版 Webバージョン バラまき合戦でいいんですか? ――「福祉大国」から「未来投資国家」へ まったく同じ公約が並ぶ各党 各政党が同じような公約を掲げたら、民主主義は成り立つのだろうか。 ...
2016.06.30
消費増税の再延期 増税の影響はリーマンショック以上だった - 〈特別版〉参院選のミカタ 1
2016年8月号記事 〈特別版〉参院選のミカタ 1 消費増税の再延期 増税の影響はリーマンショック以上だった 伊勢志摩サミットの拡大会合の様子。世界経済への対応などについて議論された。写真:毎日新聞社/アフロ 安倍晋三首相は6月、記者会見...
2016.05.30
2019年10月まで消費増税延期で財務相反発 安倍首相の本心は同日選?
Drop of Light / Shutterstock.com 安倍晋三首相は2017年4月に予定されている消費税10%への増税を、2019年10月まで2年半延期する旨を麻生太郎副総理兼財務相、谷垣禎一自民党幹事長に伝えた。麻生副総理はこれに反発し、「再延期するなら、衆院を解散して同日選で国民の信を問うべきだ」と主張。引き続き協議が行われる。 &nbs...
2016.04.20
安倍首相、地震あっても「増税に変わりはない」 ネットでも反発の声
安倍晋三首相は、衆議院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で、2017年4月に予定する消費税の引き上げについて、「今までも申し上げているように、リーマン・ショック級、あるいは大震災級の事態にならない限り、消費税は予定通り引き上げていく、この基本的な考え方に変わりはない」と述べ、従来の答弁を繰り返した。熊本地震が大震災級に当たるのか否かについては言及しなかった。 ...