2024年12月号記事
ウルトラ経済音痴にして共産主義者のカマラ・ハリス
共産主義の恐ろしさは歴史のなかで忘却されてはならない。その問題に迫った。
「企業が便乗値上げをしたからインフレが起きたのよ」
トランプ政権時代、インフレ率は1.5%であったのに対し、バイデン・ハリス政権時代の日用品のインフレ率は20%超に上昇。インフレを抑制するためにハリス氏は「(食料品の)価格つり上げに対する初の連邦レベルでの禁止措置」の立法化をすると言う(*1)。
要するに「価格統制」である。トランプ氏は「(価格統制は)食糧不足や配給、飢餓、インフレをもたらす」と批判。「国家が一律に管理できる」という考えは、彼女が共産主義的思想に親和性があることを露呈する。価格は市場で決まるとするのが資本主義者だからだ。
(*1)Harris's Economic Plan Is Bidenomics II, 2024年9月27日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)
〈カマラ・ハリスの経済音痴〉
1.インフレは「価格統制」で防ぐ
2.インフレを抑えるために5兆ドルをばら撒く
3.他人の財産を奪う"自由"を行使する
膨大な歳出増がインフレを招いた
「平等」の約束は権力掌握のための口実に過ぎなかった/経済学者 ギア・ジャンディーリ氏インタビュー
ハリスvs.トランプは共産主義vs.資本主義の闘い/経済学者 鈴木 真実哉氏インタビュー