2024年9月号記事
HSU 神様の学問
入門編
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の教師陣があるべき学問の姿について語る新シリーズ
第2回
経済学は神の存在なくして成り立たない(後編)
鈴木 真実哉
(すずき・まみや)早稲田大学卒。同大学大学院経済学研究科博士後期過程単位取得後退学。聖学院大学教授などを経て、HSU経営成功学部ディーン。主な著書に『理念経済学が日本を救う』(幸福の科学出版)など。
後編の今回は現代の主流派であるケインズ経済学の問題点や、それを乗り越えるためにハイエクの思想がなぜ重要なのかについてお話しします。
大川隆法・幸福の科学総裁は民主主義の弱点をこう指摘しています。「国家は、民主主義性が高まれば高まるほど、構造的に財政赤字になるようになっています。大勢の人の意見を聴いて、その願いを達成しようとすればするほど、予算のばらまきになってしまう」(*)。要するに、ケインズ経済学は、大衆迎合的な政治家と非常に相性が良いのです。