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夏の電力需要ひっ迫予想や、電気料金の高騰を受け、政府は8月までに、節電に協力した家庭に2000円以上のポイントを付与することを検討しています。

《詳細》

木原誠二・官房副長官がこのほど記者会見で計画を明かすなどして、波紋を呼んでいます。

現在検討されている仕組みは、まず各電力会社が実施する「節電プログラム」に参加する家庭に、2000円分のポイントを付与するというもの。さらに追加で、一定の節電を行った家庭に対し、月々の電気料金の1~2割分のポイントを付与する案が検討されています。

制度を整えるのは経済産業省。財源は、2022年度予算の予備費活用が検討されています。

この夏の電力需給ひっ迫は、極めて厳しいものになると見られ、政府は対応を迫られています。また電気料金も、5月で前同月比18.6%の高騰しており、この数字はインフレで苦しむアメリカを上回っています。

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