
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
トランプ大統領の専用機が5月13日午後、北京に着陸した。中国側は韓正(かん・せい)国家副主席を派遣して大統領を出迎えた(*1)。これは異例の対応である。
2017年11月のトランプ氏の訪中の際には、政治局委員だった楊潔篪(よう・けつち)が出迎えたが、今回は格上げされている。北京は、米中関係が重要な岐路に差し掛かっているため、トランプ氏を厚遇したように思える。
またトランプ氏の前回の訪中時にはメラニア夫人が同行したが、今回は同行しなかった。「ファーストレディ外交」のない今回の訪中は、最初から必ずしも友好的ではなかったことを示していると言える。
一方、トランプ氏は今回、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官、グリア通商代表ら主だった閣僚を引き連れて来た。その様相はまさに「戦時内閣」さながらだった。






















