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台湾のジョセフ・ウー外交部長(外相)は7日、外国メディアを招いた記者会見で、中国が強める軍事圧力に懸念を示し、「われわれは当然台湾を守る意思がある。必要になれば戦争を行う。自衛しなければならなくなったら最後まで戦う」と主張しました。

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ウー氏はアメリカの東アジア専門家が「中国が台湾に対して攻撃を仕掛けることの危険性をはっきりと認識している」と語りました。実際に昨年以降、台湾が西南域に設けた防空識別圏に、中国の軍用機がほぼ毎日侵入しています。さらに今年2月、中国は海警局に武器使用を認める海警法を施行しました。

ウー氏は「(中国からの)圧力は昨年より強まっている」として、「台湾の防衛はわれわれの責任であり、あらゆる手段を尽くして防衛力の向上を目指す」と述べ、防衛費を増やし軍事力を向上させる意向を示しました。さらに、日本の海上保安庁と、海難救助などについての協力を強化したいと話しています。

台湾国防部(国防省)は今月末から来月にかけてのコンピューターシミュレーションによる軍事演習を実施すると発表しており、軍幹部の劉豫屏氏は記者団に「敵が台湾に侵攻した場合のあらゆる可能性を想定したものだ」と説明しています。

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