「高さ180メートル級」風力発電設備の建設に各地で反対が相次ぐ 環境破壊になり電気供給も安定しないなら本末転倒、政府は「脱炭素」から撤退すべき

2025.01.30

《ニュース》

「高さ180メートル級の風車」の建設を伴う風力発電事業について、各地で中止を求める運動が起きています。

《詳細》

宮城県気仙沼市で計画されている風力発電事業の中止を求めて、市民団体や住民らが1月28日、宮城県庁に9018人分の署名を提出しました。この計画では、高さ180メートルの風車を最大10基(最大出力4万6200キロワット)建設する計画となっています。同時に提出した要望書では、風車の騒音による健康被害や土砂災害のリスクなどが懸念されるとしています。

また、岡山県の鏡野町でも、高さ180メートルの風車を最大25基(最大出力9万2千キロワット)設置する計画が進められていますが、住民の反対が起きており、2024年12月の町議会では計画反対の請願が採択。ところが、既に町が企業との間で地質調査に関する契約を結んでいたことが明らかになったため、1月28日に住民団体が契約解除を求める要望書を提出しています。

その他にも、福島市では1月21日、高さ140メートル級の風力発電の風車11基を整備する計画について、木幡浩市長が「同意しない」と表明。森林を伐採することによる景観の悪化や災害のリスクへの懸念などを理由に挙げています。

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タグ: 環境破壊  森林伐採  土砂災害  再生可能エネルギー  脱炭素  電力供給  風力発電 

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