真理の舞台になった歴史 [第17回] - 国王の離婚騒動から生まれた「英国国教会」

2023.02.27

2023年4月号記事

真理の舞台になった歴史

幸福の科学学園で歴史を教える桜沢正顕教諭が、大川隆法・幸福の科学総裁が法話や霊言で言及した象徴的な歴史的事象について解説します。

第17回

国王の離婚騒動から生まれた「英国国教会」

桜沢 正顕


幸福の科学学園中学高校 募集広報主任 社会科主任
チアダンス部顧問

近世・16世紀、カトリック教会が絶大な権力を握った西ヨーロッパで宗教改革がわき起こります。しかし、教会の腐敗に立ち上がったルターやカルヴァンとは異なり、英国国教会は極めて世俗的な理由で成立しました。

当時の英国王ヘンリー8世は、男子が生まれない王妃キャサリンへの気持ちが冷め、王妃の侍女であったアン=ブーリンに魅了されます。しかしアンは愛人となることを拒否し、正式な王妃として自分を迎えることを要求。そこでヘンリー8世は現在の王妃との結婚を無効とするよう、ローマ教皇に求めます。これに対し、信徒の離婚を禁じるカトリック教会は国王の離婚など認められないとし、ローマ教皇と英国王の対立が表面化します(*1)。

(*1)加えて王妃キャサリンはスペイン出身であり、カトリックが強い同国はローマ教皇との縁が深く、英国王と教皇の対立は深まるばかりだった。

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タグ: 真理の舞台になった歴史  離婚  2023年4月号記事  ローマ教皇  宗教改革  幸福の科学学園  桜沢正顕  カトリック  ヘンリー8世  英国国教会 

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