カテゴリ「経済」の記事一覧
2010.09.11
未だ現われぬ真のバンカー
日本振興銀行が破綻 初のペイオフ発動(2010/9/10) 9月10日、経営再建中だった日本振興銀行が経営破綻し、ついに日本で初めてペイオフが発動されることになった。 ペイオフは、金融機関が破綻した場合に、預金者1人当たり元本1千万円とその利息分までの預金のみを保護する制度。振興銀行の場合、預金カットの対象となるのは全預金者の3%程度にとどまる見通しだ。...
2010.09.10
円高になるほど輸出が増える日本経済の現実
6年半ぶりの円売り介入 9月15日、ついに政府・日銀が6年半ぶりとなる円売り・ドル買い介入に踏み切った。 野田佳彦財務相は、介入後の記者会見で「必要なときには介入も含めて断固たる措置を取っていきたい」と表明、ようやく円高阻止に向けた"本気"の姿勢を見せることになった。 きっかけとなったのは、前日に行われた民主党の代表選。介入に...
2010.08.29
円高が世界を救う?-有事のドルから有事の円へ(2)
2010年10月号記事 円高が世界を救う?-有事のドルから有事の円へ(2) 円高が続き、国内では悲観論が起きている。だが長期的には、世界経済に強い影響力を持つ日本は、円高トレンドを受け入れ、古い成長モデルを捨て、強い国・豊かな国際社会の構築を目指すべきではないか。【円高が世界を救う?-有事のドルから有事の円へ(...
2010.08.29
円高が世界を救う?-有事のドルから有事の円へ(1)
2010年10月号記事 円高が世界を救う?-有事のドルから有事の円へ(1) 円高が続き、国内では悲観論が起きている。だが長期的には、世界経済に強い影響力を持つ日本は、円高トレンドを受け入れ、古い成長モデルを捨て、強い国・豊かな国際社会の構築を目指すべきではないか。【円高が世界を救う?-有事のドルから有事の円へ(1)】 (編集...
2010.05.01
はじめの10年 生き残る経営者の条件 第1回
俗に「会社の寿命は30年」と言うが、現実には創業して10年持ちこたえられる会社はわずか1割程度とも言われる。 経営の世界では10年続くだけでもまずは成功と言えるのだ。 創業10年を超えて活躍する企業を取材し、生き残る経営者になるための条件を探る。 (編集部 村上俊樹、小松由佳)(不定期連載) 第1回 とんかつの武蔵グループ 代表取締役会長...
2009.11.09
【鳩山・小沢10年不況】
2010年1月号記事 鳩山・小沢10年不況 日本経済5つの不安 停滞する株価、膨らむ財政赤字 鳩山政権が発足して2カ月あまり 日本経済の先行きに対する不安が日々高まっている。 景気の二番底が警戒される中 このまま長期不況に突入してしまうしかないのか?...
2009.06.21
それでも 日本経済は 沈まない!
2009年8月号記事 第2特集 気鋭論客が語る「ニッポン大丈夫論」 「日本経済沈没論」が唱えられて久しい。この論を持って政治家は増税を訴え、マスコミは自らの存在意義を示そうとする。その結果、国民を不必要なまでに不安に陥れている……。だが今私たちに必要なのは、正確な現状把握に基づいて、積極的な未来を心に描く...
2009.04.18
銀行交渉のツボ
2009年6月号記事 「5月危機」を吹き飛ばせ! 資金繰りを楽にするための 銀行交渉のツボ 不況による販売不振から、中小企業の資金繰りが厳しくなっている。そこで、何としても知っておきたいのが銀行との交渉術だ。貸し渋りを防ぎ、資金繰りを円滑にするために、「これだけは知っておきたい」銀行交渉のツボを整理してみた。 &n...
2009.04.18
中央銀行はなぜ金融政策を間違うのか
2009年6月号記事 「銀行紙幣発行案」が問いかけるもの ようやく落ち着きを見せる〝不況騒動〟 ここ数カ月のマスコミによる経済記事は、まさに悲観報道ラッシュだった。 ■【3月5日】財務省の法人企業統計(08年10─12月)で企業の経常利益が64%減少。減益率はオイルショック以来の過去最悪水準に。 ...
2009.03.18
銀行紙幣 30兆円発行案 10の質問に答える
2009年5月号記事 「日本の繁栄は、絶対に揺るがない」 不況は必ず克服できる! 政府による大型の景気対策にもかかわらず、景気がなかなか回復しない。株価はバブル後最安値を更新し、倒産企業の増加も止まらない。 そこで弊誌では、先月号に続いて再度「銀行紙幣30兆円の発行」を訴えたい。編集部に寄せられた質問や反論に答える形で、なぜ銀行紙幣が景気...