キリスト教ローマ・カトリック教会の法王庁(バチカン)と中国政府はこのほど、長年対立していた司教の任命権を巡る協議が暫定的な合意に達したと発表しました。

現在、中国政府は、国内の宗教を弾圧している実態が明らかになるにつれて、国際的な批判を集めています。今回の合意は、カトリック総本山のバチカンが、宗教を弾圧している中国に歩み寄ることを意味しています。合意によって、今後どのような事態が起こりうるのでしょうか。