デジタルが"頭脳の潜在力"を妨げる!? 【アナログ最強説・番外編】
2024.02.22
トーマスエジソンの手書きノート(https://edison.rutgers.edu/より)。
《本記事のポイント》
- 「落書き」をすると記憶力が3割アップ!?
- 本の書き込み、大きさ、厚さ、デザイン──"物理的情報"と連鎖して知識を覚える頭脳の仕組み
- 「感情」「雰囲気」「意志」をも保存する!? 「手書き」の威力
情報の「質」という面では紙の本が優れていても、「情報記録・情報整理」という面においてはデジタルに軍配が上がる──と考える人は多いでしょう。
ネットや電子書籍の発達によって、いつでもどこでも大量の情報にアクセスできるようになりました。仕事や勉強の中で得た情報も、スマホ内のメモ帳に蓄積でき、項目ごとに分類したり、キーワードで検索したりできるようになりました。さらにスマホ内のみならず、クラウド上に保存して、別のパソコンからアクセスすることまで、できるようになっています。
しかし、「物理的実体」のないデジタル記録に頼り過ぎると、"人間の頭脳の持つ潜在力"を、もて余すことになってしまうかもしれません……。
今回の【アナログ最強説・番外編】シリーズでは、「記憶・記録」におけるアナログの思わぬメリットを紹介します。
「落書き」をすると記憶力が3割アップ!?
学生時代、教科書への「落書き」は学習を妨げるとしてとがめられたものです。しかし、付き合い方によっては意外な効果もあるかもしれない──と思わせる実験結果があります。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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