中国が沖縄・大東諸島を取れば、日米は窮地に立つ 防衛省が北大東島に移動式レーダーの配備を検討
2022.03.08
航空自衛隊の移動式警戒管制レーダー。画像:Panda 51/Wikipedia
《ニュース》
防衛省は、航空自衛隊が運用する「移動式警戒管制レーダー」を沖縄県の北大東島に配備するよう検討に入ったことが、各種報道で明らかとなりました。
《詳細》
北大東島を含む大東諸島は、沖縄本島から東に340キロメートル離れたところに位置しています。中国からの軍事的圧力が強まる本島への関心が高まる中、大東諸島の防衛は手薄であり、固定式のレーダーもないなど、「防空体制の空白地域」と言われています。
近年、中国の空母などが宮古海峡を通過し、太平洋に進出するケースを増やしています。しかし、中国が沖縄を通過した後の日本側の監視体制が脆弱であり、テコ入れを求める声が高まっていました。
移動式レーダーの配備先として、東京都の小笠原諸島が候補に挙げられていましたが、地元の理解が十分に進んでいません。そんな中、北大東村議会が昨年12月に、自衛隊の誘致を求める意見書を全会一致で可決したことから、防衛省としては今回の案を優先的に検討することになりました。
《どう見るか》
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