3日付各紙朝刊から、注目記事を拾い読み。

女性登用法案 数値目標設定を義務付け(各紙)

厚生労働省は、女性の社会進出をすすめる「女性活動推進法案」に、各企業が女性の管理職の登用比率の数値目標を設定し、公表を義務づけることで調整に入った。一律の数値目標を定めることは見送った。

⇒数値目標が一律でなくなったのはよいが、女性の登用に強制力を働かせるのはいかがなものか。アメリカが発展した理由の一つに、女性の積極的な登用があるが、その結果離婚が増えるなど、すべてがうまくいったわけではない。女性本人の適性や希望を考慮した上で、男女ともにフェアな人材登用をしていくことが重要だろう。

米比訓練 自衛隊立ち会い(朝日新聞)

フィリピン西部に位置するパラワン諸島沖で2日、アメリカ軍とフィリピン軍の合同訓練が実施され、日本の自衛隊がオブザーバーとして参加した。自衛隊がフィリピン軍の実践的な軍事演習に参加するのは初めてで、南シナ海で東南アジア諸国と領有権争いをしている中国に対するけん制の狙いがあるとフィリピンメディアの注目を集めた。

⇒政府は防衛装備移転三原則を策定後、フィリピンへの巡視艇10隻の供与と、ベトナムへの中古船6隻の供与を決めるなど、東南アジア諸国との連携を深めている。安倍晋三内閣は集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったが、最終的には、憲法改正を実現すべきだ。

慰安婦報道 ネットで元朝日新聞記者攻撃(読売新聞)

朝日新聞の従軍慰安婦問題に関して、8月に取り消された記事を執筆していた元朝日新聞記者に対するインターネット上での激しい批判が行われている。元記者のみならず家族を巻き込んだ批判に対して、専門家から「行き過ぎだ」という声が上がっている。

⇒記者個人を対象に攻撃しても、日本人に着せられた汚名を晴らすことができるわけではない。朝日新聞は2日、自社の慰安婦問題に関する報道を検証する第三者委員会のメンバーを決定したと発表した。国民が納得できるような検証と処分が求められる。

トヨタの空飛ぶ車 誰も傷つけない未来(日経新聞)

トヨタ自動車の東富士研究所でひそかに「空飛ぶ車」の研究が進んでいる。トヨタ自動車の関係者は、「空を飛べば道路での衝突事故も無くなる。これは安全な車づくりの一環だ」と述べている。

⇒大川隆法・幸福の科学総裁は、2010年6月、トヨタグループの創始者である豊田佐吉氏の霊を招霊。豊田氏の霊は「トンボみたいに、自動車が空を飛ぶんだよ」「これが未来だよ。そして、その先にあるものは、ずばり、宇宙を航行できるようにすることですね」と、空飛ぶ自動車研究の先には、宇宙航行があると述べた。数十年後の未来、トヨタは自動車会社を"卒業"し、航空業界などに参入しているかもしれない。(冨)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『未来産業のつくり方』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=67

【関連記事】

2014年11月号記事 朝日新聞社長が謝罪 「慰安婦」が崩れ始めた背景にある大川総裁の霊言 - The Liberty Opinion 1

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8460

2014年10月号記事 従軍慰安婦報道 朝日新聞は誤報の責任を取り国民に謝罪を - The Liberty Opinion 2

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8314

2014年8月号記事 日本はアジアの警察官たれ 東南アジアは「盟主」を求めている Part1

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8033

2013年3月号記事 ものづくり日本復活の条件 - トヨタが自動車メーカーでなくなる日

http://the-liberty.com/article.php?item_id=5518