多くの国民は、熾烈なバラマキ競争に辟易しているのではないか。
これまで自公政権は、使途や効果が不明瞭なコロナ対策に77兆円を支出し、本当に便利ならポイントをつけなくても国民が取得するはずのマイナンバーカードの普及に2兆円を投じるなどしてきた。
最近は物価上昇への不満が高まったことを受け、石破政権は前政権に続いて、住民税が非課税である世帯に3万円を給付。「給付ではなく、なぜ減税しないのか」と多くの現役世代の怒りを買っている。
この不満もあって石破政権は、先の衆院選で少数与党に転落。今国会で法案を独力で通せなくなり、野党と取引せざるを得なくなっている。ただ、自公がいずれの党と組んでも、政府の予算を肥大化させるのは確実で、「大きな政府路線」は不変である。
なぜ人に優しく見えるバラマキ政策は人間や社会に「害悪」をもたらすのか。本特集はそれに肉薄していく。
【特集】もらってばかりの人生は駄目! バラマキ亡国論

究極のすねかじり男 マルクスの呆れた生涯
- 親の仕送りは年に数百万円
- 遺産目当てで親戚の死を切望
- 徹底隠蔽されたマルクスの私生児
- 株でも儲けて貧乏を脱する
- 左翼の"教祖"は「元祖・無責任男」
「教育で格差が生まれる」は本当か 教育無償化の根拠を問う
- 学歴と年収は関係があるか?
- 潜在能力が高い人が「結果的」に難関大学に進学
- 教育は結果まで保証しない あくまできっかけ
マルクスも感動する! 貧しい生活から、大川総裁は「独立」した
【インタビュー】経験ゼロ、競合の出店、少子化という荒波を超えて 言い訳を排したら、苦難を苦難と思わなくなる
株式会社三和 代表取締役 高松 健
かつての日本には、「正論」が堂々と存在した
- 国家独立の前に個人の独立あり
- 「衣食住のための人生なら蟻と変わらない」
- 米英の繁栄も自助論から生まれる
- 自助努力は神から与えられた天分
「根性の腐った民主主義」が国を滅ぼす
- ローマ市民の半分は生活保護者になった
- 社会保障の充実でイギリスは沈んだ
- 「バラマキの民主主義は絶対に許せない」
バラマキが多いと人間の魂まで曲がっていく
- 神は人間には偉大な力があると教えたい
- 環境を言い訳にしない生き方がある
【特集】石破首相よ目を覚ませ! トランプに続き「脱炭素」からの撤退を

米トランプ政権が「パリ協定」から離脱し、世界の脱炭素運動は転換期を迎えている。日本もエネルギー政策を大転換させる時だ。
日本だけが気づかない 「パリ協定」はもう死に体──キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 杉山 大志
- パリ協定離脱は共和党の総意
- 皆、無意味だと分かっている
- CO2を真面目に減らしているのは数カ国だけ
- 再エネは二重投資
- なぜ政府は方向転換できないのか
太陽・火山・雲─人智を超えた自然変動を無視した「CO2温暖化説」は崩れつつある──筑波大学名誉教授田中 博
- トンガ噴火が引き起こした前代未聞の現象
- 世界の雲がなぜか減っている
- 科学者たちが無視する太陽光変動
- 本当は分かっていない太陽光変動
- 分かっていない"太陽"は無視しCO2を主犯人にした
- トランプ革命は科学機関にも及ぶ
トンガ噴火による異常気候は予言されていた!
- 人間の浅知恵への警告
本誌では他にも、以下のような記事を掲載している。
トランプ大統領の筆頭後継者 JD・ヴァンス米副大統領とは何者か
- JD・ヴァンス氏は衰退に終止符を打ち、トランプ氏と共に繁栄の礎を築く──歴史学者ビクター・デービス・ハンソン
エジソンと大平正芳から「『運・鈍・根』の仕事成功学」を学ぶ
【ニュースのミカタ】やはり石破首相の本心は「日本が中国に取られても仕方がない」
【ニッポンの新常識・軍事学入門】中国のスパイはハニトラをこうやる(後編)
- 元公安捜査員 勝丸円覚
【地域シリーズ 佐賀・長崎/熊本・鹿児島】『なお、一歩を進める』は人生の教訓に満ちている
【宇宙人最深ファイル】宇宙において、星の文明レベルは数学で決まる
【大川隆法・未来への羅針盤】凡人が凡人でなくなる瞬間は「強い意志」と「継続の力」