2024年7月号記事
HSU 開学10年
すべての学問の根本に真理を
『世界を創りかえる新しい学問の創造』発刊
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)が今年4月で開学10年目を迎えたことを機に、『世界を創りかえる新しい学問の創造』(HSU出版会 編)が発刊された(右書籍)。
HSUの創立者である大川隆法・幸福の科学総裁が創られた壮大な学問体系を概観し、最新の教育・研究成果を紹介したものだ。担当編集者が新刊のポイントを紹介する。
HSUで研究している「新しい学問」の素晴らしさについて、本書を通じて知っていただきたいことは、まず、大川総裁は、新しい学問を創造するにあたって、学生時代から数十年にわたる知的研鑽を続けてこられたという事実です。
諸学問の開拓と統合
自伝的小説の「鏡川竜二シリーズ」(本誌76ページ)に詳しいのですが、大川総裁は学生時代から、哲学や思想の研究を重ね、政治や国際情勢に関する見識を高め、「独自の学問領域」を開拓してこられました。
商社に勤務されてからは、財務や国際金融といった実学を学び、「幸福の科学」を設立してからも、一人でも多くの人を救うために、あらゆる分野の勉学に励まれ、「諸学問の開拓」「諸学問の統合」を続けてこられたのです。
現在、HSUで学べる「人間幸福学」「経営成功学」「未来産業学」「未来創造学」といった新しい学問は、こうした長期間にわたる探究の成果を具体的な形にしたものです。その内容は、すでに「大学シリーズ」という形で100冊近い経典となって発刊されています。
これは「細分化」することで学問は発展していくという現代の常識に対して、「統合する」ことで学問を発展させていくという大きな試みです。学問には顕微鏡を覗くような緻密さも大事ですが、それだけでは「人類の幸福」といった全体の価値判断がおろそかになるという問題意識が、その背景にあります。
これは、万学の祖と言われる古代ギリシャのアリストテレス以来の大転換とも言えます。その分、勉強すべきことが10倍以上になるため、大変な負荷がかかってくるのですが、この壮大な学問の志こそ、HSUで行われている研究・教育の大きな魅力の一つになっていると思います。
幸福の科学
大学シリーズ
『道なき道を歩め』
─ほか、約100冊─
HSUで学ぶ学問の具体的内容が分かる
新しい学問で未来への貢献
学問の根本に真理を
唯物論化・無神論化した学問の問題点