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サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは26日、中国・遼寧省盤錦(ばんきん)市に精製・石油化学コンビナートを建設すると発表しました。

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盤錦市は、中国三大油田の一つである遼河(りゅうが)油田があります。建設コストは100億ドルの見込みであり、2026年にフル稼働の開始を目指します。サウジアラムコが中国で大規模な精製・石油化学コンビナートに投資するのは2件目となります。

サウジと中国の関係と言えば、中国の仲介により、サウジアラビアとイランが16年に断絶していた国交を正常化し、サウジはイランの核開発をめぐり、核兵器獲得につながらない平和利用に限って容認することなどで合意しました。

中国の習近平政権が掲げてきた「中国の特色ある大国外交」を、この地域で最も厳しい対立が生じている中東の場で示し、世界に衝撃を与えました。

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