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カナダと中国が結びつきを強める中、中国自動車メーカー「浙江吉利控股集団」の傘下にあるブランドの電気自動車(EV)が、7月中にもカナダに到着する見込みです。
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カナダのマーク・カーニー首相は今年1月に訪中し、中国の習近平国家主席と会談した際、貿易障壁の撤廃や関税削減などを促進することで合意しました。その一つとして、「年4万9000台もの中国製EVを、低率の関税でカナダに輸出する」ことが認められており、今回輸出されるブランド「ロータス」のEVは、その第一弾にあたります。
中国の王適駐カナダ大使は26日、ロイター通信に対し、「吉利のEVは来月カナダに届き、モントリオールで車両の引き渡しが行われる際に式典を開催する」と語りました(6月29日付)。王氏によると、BYDやチェリーといった他の中国製EVの出荷についても、現在、カナダ政府機関と調整中だといいます。王氏は「今秋には、正真正銘の他の中国ブランドEVが手続きを完了し、カナダ市場に参入することを期待している」とも述べています。
カーニー首相は訪中時に、「カナダの対中輸出を2030年までに50%増加させる」という目標を設定しましたが、今年6月に10年ぶりにカナダを訪問した中国の王毅外相は「輸出が100%増える可能性がある」と指摘しています。王外相によれば、「カナダが対中輸出を倍増させるには今後5年間で年15%の増加が必要」ですが、対中輸出は会談後5カ月ですでに「27.5%」増加しており、「今後も前進を続ければ、100~200%増に拡大する可能性がある」といいます。
一方、カナダと中国の関係強化を危惧しているのがアメリカです。アメリカとカナダをめぐっては現在、メキシコも含めた北米三カ国の自由貿易協定(「アメリカ・カナダ・メキシコ協定(USMCA)」)の延長について協議が難航しており、トランプ政権は今月2日、「現在の内容で協定を2042年まで延長することを拒否する」と明らかにしました。難航の理由はさまざまありますが、その要因の一つが「カナダの親中姿勢」にあると見られています。
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