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島根県知事が、中国電力島根原子力発電所2号機の再稼働に合意したことを表明しました。

《詳細》

島根県の丸山達也知事は2日の県議会本会議で、原発再稼働について、安全性や避難方法などに不安を抱く住民がいることは事実であるとしつつ、利用者が受け入れられる料金水準で電力を供給するには「現状では原発が一定の役割を担う必要があると考える」として、再稼働への合意を表明しました。

すでに立地自治体の松江市と、周辺自治体の出雲市、安来市、雲南市も再稼働に合意。県議会でも再稼働への合意が行われていました。今後中国電力は、津波対策などの安全対策工事を2023年2月までに終える予定で、原子力規制委員会の審査を経て、再稼働を目指します。

島根原発2号機は定期検査のため2012年1月から運転を停止していましたが、再稼働のための安全対策が求められていました。特に、耐震評価に必要とされる、原発の2キロ南側を走る「宍道断層」の長さの評価などに時間がかかっていました。

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