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中国・新疆ウイグル自治区における出生率が2年間でほぼ半減したことを、西日本新聞がこのほど報じました。

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西日本新聞が入手した自治区統計局の2020年版「新疆統計年鑑」によると、同地区の出生率は17年まで15~16(人口1000人当たりの出生数)前後で推移していましたが、翌18年には10.69となり、19年には8.14にまで落ち込んでいます。

激減したのは、習近平政権が同地区への弾圧を強化し、チベット弾圧で悪名高い陳全国氏を、自治区トップの共産党委員会書記に就任させた時期と重なります。

習政権は同地区において、住民への不妊手術やIUD(子宮内避妊用具)装着手術を、強制的かつ大規模に行ってきたことが指摘されています。

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