ロシア情勢が、にわかに不安定化している。

今年1月、ロシア全土で反政府デモが激化した。直接的なきっかけは、反プーチン運動の指導者であるアレクセイ・ナワリヌイ氏の逮捕と、同氏率いる反体制派団体が公開した、プーチン氏の"豪邸"動画とされる。

とはいえ豪邸がプーチン氏のものである証拠はなく、別の所有者が名乗りを上げた。そんななか反プーチン運動が拡大してきた背後には、中国がいる──そう本誌・本欄では指摘してきた(関連記事)。

この運動はプーチン政権の足元をぐらつかせた上に、国際的な孤立も招いた。バイデン米政権は3月、ロシア政府がナワリヌイ氏を殺害しようとしたとの嫌疑で、同国高官7人に制裁を科した。

バイデン政権はそこに、さらに追い打ちをかける。4月中旬、「米政府機関へのサイバー攻撃」「2020年米大統領選における工作活動」「ウクライナ南部のクリミアにおける支配」を理由に、ロシアへの追加制裁を発表。米金融機関によるロシア債権の取引を制限し、駐米外交官10人を国外追放とした。4月28日の施政方針演説でも、バイデン氏はロシアを強くけん制する発言をした。

アメリカの対ロ強硬姿勢に、欧州も乗っかった。欧州連合(EU)も制裁を科し、加盟国も一部、独自の制裁を科すなどしている。

プーチン政権は、あっという間に窮地に陥った。

ロシアに内乱が起きる危険性!?

そんな渦中の5月1日、大川隆法・幸福の科学総裁の元に、「プーチン大統領の魂と関係のある宇宙人」と称する者が、霊的にコンタクトを取ってきた。この霊言は、幸福の科学の支部・精舎などで公開されている。

イーグルワン(別名、エササニ星)のミハエルと名乗るその宇宙存在は、プーチン政権を取り巻く状況が、ロシアにとっても世界にとっても極めて危険な状況であることを訴えに来たようだ。

ミハエルは、反プーチン勢力が活発化し、ナワリヌイ氏も逮捕によってカリスマ性を増しつつあると指摘。「内乱が起きる可能性があります」と訴えた。

プーチン退場でロシアの民主主義が後退する

しかし、反体制派は「反専制主義」に見せつつも、その思想・主義は香港の民主活動家などとは違うという。彼らが共産主義者であり、強いロシアの復活を志向する可能性があると警鐘を鳴らす。「今、プーチン氏がいないと、ロシアの民主化は危ない」と、国際社会の"常識"とは逆の見方を示した。

さらにミハエルは、バイデン政権が中ロを同時に敵に回すことにより、中ロが接近する危険性を訴える。バイデン氏が古い「冷戦思考」を引きずり、プーチン政権やそのウクライナ政策について正しく認識できていないがゆえに、「国際協調」という看板とは裏腹に、世界に混乱を招くと嘆いた。

その上で、ロシアと欧米、さらには日本との関係をどのように導いていくべきであるかなど、さまざまな論点について意見を述べた。

上記の内容は、本霊言のごく一部。他にも、次のような論点に言及された。

  • ナワリヌイ氏の後継指導者は出てくるのか?
  • バイデン氏の外交政策を誤らせる性格の問題は「●●的な●●」
  • バイデン時代の中東情勢はどうなるのか?
  • 中国情勢の今後についてどう見ているか?
  • 新型コロナウィルスの起源についてどう考えているか?
  • バイデン氏について気を付けるべき、オバマ氏との共通点とは?
  • エササニ星の性質や外見や操縦しているUFOについて
  • 地球からはまだ発見されていない太陽系惑星の存在について

 

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/まで。

 

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