2017年5月号記事

No. 055

山口敏太郎 X report

テレビなどで活躍する超常現象コメンテーターが宇宙人、UFO、その他の超常現象を ジャーナリスティックに検証する。

山口敏太郎

(やまぐち・びんたろう)1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。著書は『霊怪スポット 戦慄の最新ファイル』(KAWADE夢文庫)、『恐怖呪い姫~実話狂気怪談』(TO文庫)など多数。TV、ラジオに多数出演。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

2月下旬、あるオカルト特番(フジテレビ系)で、1975年2月23日に山梨県甲府市で起きた「甲府事件」について特集していた。

2人の少年がオレンジ色に輝くUFOと宇宙人を至近距離で目撃。彼らの親や近隣の人々もUFOらしきものを目撃しており、地面からも高い放射線量が検知されたため、信憑性が高い事件とされている。

実は、特番でも取り上げられなかった事実が存在している。

まず、宇宙人と遭遇したのは少年2人だけではなかった。保険外交員の女性も現場近くを通りかかった際に、宇宙人らしき人物に遭遇したと証言している。

UFOを目撃した人も数多く存在していた。

例えば、現場近くの環境センターの管理人は、オレンジ色の物体が空を横切るのを目撃していた。また、現場近くの国道を車で走行していた人も、夜空に浮かぶ青白い発光体を目撃。行ったり来たりと奇妙な動きをしていたという。

さらに地元の住職も、夜空にピンポン玉くらいの発光体を目撃。青白く光り、ジグザグと飛行した後に急降下して消え去った。

彼らが見たものの正体は何だったのだろうか。仮説は色々出ているが、未だに確実とされるものはないようだ。この保険外交員の女性には、直接インタビューしてみたいと思っている。

次ページからのポイント

宇宙人にハッキングされていた!?

人気ドラマにUFOが映り込んでいた!?

チャーチル首相が地球外生命体について言及!?