「ロシアの弾不足」というプロパガンダを続ける西側マスコミ 西側の弾不足が深刻であり、他の地域で戦争が起きたら対応は困難

2022.12.13

画像:Editorial credit: telear / Shutterstock.com

《ニュース》

米軍高官は12日、ロシア軍が来年初めには、信頼性の低い弾薬の使用に切り替える可能性があると記者会見で指摘しました。高官は「急速に逼迫(ひっぱく)しており、現在のペースでの攻撃を維持するなら、来年初めまでしかもたない公算が大きい」と語りました。AFPが13日に報じました。

《詳細》

欧米のマスコミなどはロシア―ウクライナ戦争が起きて以降一貫して、「ロシア軍の精密誘導兵器が枯渇している」と伝えてきました。それに加えて今回、高官は砲弾についても不足するとし、「性能の劣る弾薬を使用せざるを得なくなるだろう」と指摘しました。マスコミはこの言葉を紹介する形で、ロシア軍が苦戦しているような印象を広げています。

一方でロシア軍は現在、1日2万発以上の砲弾を撃ち続けています。これにより、東部ドネツク州の激戦地バフムートを守るウクライナ軍に大きな損害が生じています。

軍事大国であるアメリカでさえ、155mm榴弾砲の弾を月産1万4000発程度しか製造していないため、ロシア軍の物量は尋常ではありません。

《どう見るか》

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タグ: ロシア  戦争  弾薬不足  西側諸国  プロパガンダ  防衛費 

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