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中国共産党の汚職摘発機関・中央規律検査委員会は14日、党指導部である政治局員の馬興瑞(マー・シンルイ)・前新疆ウイグル自治区当委員会書記に、重大な規律違反と職権乱用の疑いがあるとして、党籍はく奪の処分とすると発表しました。党の処分で、党籍はく奪は最も重いものです。

《詳細》

発表によると、馬氏は金銭やその他の贈与を不適切に受け取ったり、親族が低価格で住宅を購入するのを手助けしたり、権力や金銭と引き換えに性行為を行う取引に関与したりした疑いが持たれています。

馬氏は、習近平氏が政権を握った2012年以降、要職に引き上げられた人物で、習氏の側近の一人と見なされていました。

15年に広東省深セン市書記に就任し(※かつて習氏の父である習仲勲が広東省トップとして深センを経済特区として発展させた)、21年にウイグル自治区党委員会書記に就き、25年まで新疆ウイグル自治区でのウイグル人の強制収容、拷問、監視を監督した人物です。それ以前は、宇宙工学の専門家として中国の数々の野心的な有人宇宙ミッションの指揮をとり、宇宙・ミサイル開発を行う国有企業の幹部などの国防関連の役職に就いていました。

馬氏は、党が25年10月に開いた第20期中央委員会第4回全体会議に出席して以降、公の場所から姿を消しており、今年4月に重大な規律違反で取り調べを受けていることが発表されていました。

今回の党籍はく奪は、習氏が主導する「反腐敗キャンペーン」の一環です。反腐敗キャンペーンにより、政治局員でもあった中央軍事委員会副主席の張又侠(ジャン・ヨウシア)氏や前中央軍事委員会副主席の何衛東(ハー・ウェイドン)氏らが追放されています。

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