2012年6月号記事

放射線防護学の第一人者高田純 教授の

放射能これだけ知れば怖くない 第8回

被災地の地元住民の疑問に応え続けている放射線防護学の第一人者、高田純・札幌医大教授。今回は、食品の放射能基準の厳格化、避難区域の再編など、生活に直結する問題について聞いた。

高田純

(たかだ・じゅん) 札幌医科大学教授、理学博士。専門は放射線防護学。広島大学大学院理学研究科博士課程後期中退後、シカゴ大学ジェームス・フランク研究所、広島大学原爆放射線医科学研究所、京都大学原子炉実験所などを経て、2004年より現職。広島、チェルノブイリ、マーシャル諸島、カザフスタン、シルクロード楼蘭など、世界各地の放射線被害を調査・研究している。著書に『世界の放射線被曝地調査』(講談社ブルーバックス)、『福島 嘘と真実』(医療科学社)など多数。

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Q.1
4月から、食品に含まれる放射性物質の基準が厳格化されましたが、農業生産者は大丈夫でしょうか。