《ニュース》

トランプ米大統領は22日、米ニューヨークの国連総会で約37分間演説し、自身のリーダーシップのもと、「アメリカは復活し、かつてないほど強くなっている」と宣言しました。

《詳細》

トランプ氏は演説の冒頭で、「問題を放置して悪化させることは、解決をより困難にするだけだ」という考えを示し、「他の者が平和を語っている間に、私は平和を実現してきた」と訴えました。

「世界の危機を招くほどに勢力を拡大することを許された危険の好例」として、核開発とテロ支援を行ってきたイランを挙げました。

トランプ氏はイランについて、(彼らがアメリカの条件を受け入れて)偉大な復興を可能にする合意を結ぶか、それとも、さらなる壊滅的な軍事行動をアメリカが起こすかという2つの選択肢が私の前にはあると指摘。「二度と人を殺したり国を破壊したりする機会を与えないように、私はイスラム共和国(イラン)を徹底的に殲滅し、それを迅速に実行するか?」「私は彼らを地獄に突き落とし、生き残る可能性も、将来の偉業や子孫を残す希望も奪ってしまうことになるのだろうか?」と語りました。

そう述べた上で、「しかし、(11月の米中間)選挙直後に、合意が成立すると私は信じている。なぜなら、彼らが合意しないのは、彼ら自身にとって意味がないことだからだ」と語りました。

トランプ氏は、中間選挙の結果がイランへの対応方針を左右することはないとし、自身の最大の関心事は、イランの核保有を阻止することだと述べました。「私は政権に足を踏み入れた初日から、揺るぎない信念を持っている。イランが核兵器を持つことを決して許さない」。

そして、「私はすべての国に対し、イランが商船への攻撃をやめ、核開発の野望を放棄し、テロ支援を停止するまで、イランの完全な経済的孤立を強いるために、我々(の陣営)に加わるように呼び掛ける」と訴えました。

また、訪米中の高市早苗首相も22日、国連総会で初めて演説し、日本などを敵国とした国連憲章の「旧敵国条項」について、「早急に削除されるべきだ。70年にわたり国連の取り組みに大きく貢献してきた日本の誇りと名誉にかけて強く申し上げておく」と述べました。

そして、戦勝国の米英仏と中国、ロシアが常任理事国を務める国連安全保障理事会の構成についても、「現代の国際社会を真に反映した構造」に変革する必要性を訴え、常任理事国と非常任理事国の拡大を求めました。

《どう見るか》