《ニュース》
アメリカ西海岸のワシントン州・シアトルで企業流出が深刻化する中、スターバックス社がテネシー州ナッシュビルに大規模なオフィスの設立を発表しました。シアトルにある本社の機能を移すとしており、「シアトルからの撤退」が進むとみられています。
《詳細》
シアトルでは2025年11月、自ら社会主義者と名乗り、富裕層増税を掲げるケイティ・ウィルソン氏が市長選に当選。同日ニューヨーク市長に当選したゾーラン・マムダニ氏と比肩される急進左派として注目されました。当選後にウイルソン氏はスターバックスの労働組合のストライキ集会を訪れ、「私はスターバックスの商品を買っていないし、あなた方も買うべきでない」と、敵対的姿勢を示していました。
シアトルに本社を構えるスターバックス社は5月15日、国内の地域支援オフィスを閉鎖・統合し、テネシー州ナッシュビルに新たな支援オフィスを開設すると発表。今後もシアトルの本社と連携するというものの、この新オフィスに今後5年間で2000人を配置し、本社機能の一部を移していくとしていることから、「シアトルからの撤退」とみられています。
スターバックス名誉会長のハワード・シュルツ氏は5月11日に米ウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿で、ウィルソン市長について「収入を雇用主に依存し続けているにもかかわらず、雇用主を中傷している」と批判し、「シアトルには次の雇用と収益の増加をもたらすものが何なのかという問題に対する明確な答えがない」としています。
その後、ウィルソン市長は17日付米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、スターバックスに対する自身のコメントについて、「良い事よりも害を及ぼすという意味で生産的ではありませんでした」と認めています。
《どう見るか》























