2025年4月号記事
地域シリーズ 千葉
開学10周年記念企画
なぜ今の時代にHSUが必要なのか
4月で開学10周年を迎える、千葉県長生村の「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)」。
在学生や卒業生、教員陣、地元の方に取材し、「なぜ今の時代に、HSUが必要なのか」に迫った。

どこまでも続く青い海と空、海面を照らす太陽の光が輝く千葉県の九十九里浜。都心から車で1時間半ほどの距離で、毎年夏には多くの家族連れでにぎわう。
浜の南に位置する長生村の海岸沿いには、神殿のような白い建物がそびえる。幸福の科学が運営する高等宗教教育機関「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)」の長生キャンパスだ。2025年4月で開学10周年を迎える。
「幸福の探究と新文明の創造」という建学の精神の下、人間幸福学部、経営成功学部、未来産業学部、未来創造学部の4学部がある。1年次は、全ての学生が長生キャンパスでHSU創立者である大川隆法・幸福の科学総裁の建学の精神を学ぶ。学部により2年次以降は、長生キャンパスと東京キャンパス(東京都江東区)に分かれ、各専門分野に重点を置いた学修を進める。

未来の学問を学ぶ

その大きな特徴は、「新しい文明をつくる未来の学問」として幸福の科学独自の人間学や経営成功学、未来産業学、未来創造学などを学びながら、既存の学問も学んでいくスタイルだ。人間幸福学部4年生の大下佳那子さんは、「私の妹は他大学の1年生で、『授業がつまらない』『なぜこれを学ばないといけないんだろう』とよく言っています。HSUでは、『この学問の先に何があるのか』を教えてくださるので、すごくありがたいです」と語る(60ページ参照)。
また、HSUでは実学や資格取得も重視し、経営成功学部在学中に公認会計士試験に合格して日本四大監査法人に就職した学生もいる。
HSUは、地域に開かれた学び舎でもある。災害時に施設を緊急避難場所として提供する「災害協定」を長生村と締結するなど、地域との連携を深めている(下写真)。
※文中の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
長生村と
災害協定を締結
長生村の小髙陽一村長(左)と、HSUの九鬼一プリンシパル。

長生村ながいきフェスタに未来産業学部が出店
超小型人工衛星開発や植物工場などの展示を行った(2024年11月)。

九十九里トライアスロン2024のコースの一部として敷地を提供
HSU生も選手や運営ボランティアとして参加(2024年10月)。

【未来産業】「未知なるもの」に挑戦している
未来創造学部卒・山中 優宏 鎌ケ谷市議インタビュー
【人間幸福】「人として本物」の人材を育てている
【経営成功】HSUで培った努力と利他の精神を社会で発揮する
地元の開業医・もといハッピークリニック 元井 敏江院長インタビュー
日々に精進を続け、道なき道を拓く/HSU創立者・大川総裁 入学式法話