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カナダにおいて大規模な山火事が発生し、北米を中心に深刻な大気汚染に見舞われている問題で、地球温暖化による異常気象を指摘する声が相次いでいます。

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カナダにおいて5月から、420カ所以上の山火事が発生しており、半数以上が制御不能な状況になっていると報じられています。

同国では例年5~10月に西部を中心に山火事が発生していますが、今年は東部にも被害が拡大しており、火災面積は例年の10倍強にあたるといいます。道路の封鎖や通信の遮断などの被害が出ているとのことです。

またその煙が北米東部などに流入し、アメリカのワシントンやニューヨークなどの空気質が「不健康」レベルで推移しているといいます。

山火事の背景についてカナダ政府は、異常乾燥や干ばつが発生するなか、落雷などで火災が広がったと指摘。トルドー大統領は「残念ながら現実として、この数年、異常気象は激しさを増し、国民への影響も大きくなっている」と述べています。

またバイデン米大統領も山火事の原因は気候変動だと指摘し、ホークル・ニューヨーク州知事も、「これが新たな現実です。我々は気候変動の影響を実感する最初の世代であり、有効な対策を打ち出せる最後の世代」と訴えています。

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