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独有力誌「シュピーゲル」など複数のドイツメディアは24日、ショルツ独首相がウクライナに主力戦車「レオパルド2」を供与する方針を固めたと報じました。

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ウクライナはドイツなどに対し、攻撃力が高く「世界最強の主力戦車」と称される「レオパルド2」を供与するよう求めていましたが、これまで実現していませんでした。ポーランドやフィンランドは自国が保有する同戦車の供与を表明していましたが、供与するには製造国であるドイツの承認が必要であり、承認するかどうかが焦点となっていました。

ドイツは、自国が「レオパルド2」を供与するだけでなく、ポーランドなど他国の供与も認める方針です。詳細は不明ですが、「シュピーゲル」は、ドイツは同戦車を14両以上供与するだろうと指摘しています。欧州諸国は計2000両以上の「レオパルド2」を保有しているため、他にも供与の意向を示す国が出てくる可能性があります。

これまでショルツ氏は、アメリカが米主力戦車「エイブラムス」を供与するのであれば、「レオパルド2」を供与するという姿勢を示していました。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙電子版(24日付)などによると、バイデン米政権はウクライナに対し「エイブラムス」を相当数供与する見通しで、早ければ25日にも発表すると見られています。

戦車の供与に慎重だったドイツやアメリカが、足並みをそろえて供与に踏み切った可能性があります。

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