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アメリカのニューヨーク州が、2035年にガソリン車の新車販売を事実上禁止する規制を設けることを発表しました。

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ニューヨーク州のホークル知事は9月29日、乗用車の新車を、2035年までに全て電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など、排気ガスを出さないゼロエミッション車(ZEV)にすることを義務付けると発表しました。

この規制は、8月にカリフォルニア州が発表した規制に追随したもので、26年までに新車販売に占めるZEVの割合を35%にし、段階的に引き上げて35年に100%とします。

カリフォルニア州の新車販売台数はトヨタ自動車がトップですが、ZEVになると販売台数のうち4%程度とごく一部にとどまるため、EV比率の低い日本企業は規制拡大により大きな影響を受けるとの危惧もあります。

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