《ニュース》

世界経済フォーラムは、各国の男女平等度を順位付けした「Global Gender Gap Report(男女格差報告) 2022」を13日に発表。日本のジェンダー・ギャップ(男女格差)指数は146カ国中116位でした。

《詳細》

この報告書は政治・経済・教育・健康の4分野で、男女参画などの度合いを評価して指数化しています。

日本は教育・健康ではほぼ男女平等と評価される一方、政治・経済分野での女性の進出が低調なことを受け、先進7カ国(G7)、東アジア太平洋地域19カ国の中で最下位でした。

各分野においては、政治は女性議員や閣僚が少ないことから139位、経済では女性管理職の少なさや収入格差がマイナスに見られて121位とされました。一方で教育は1位、健康は63位と、上位にランクインしています。

総合1位はアイスランド、続いてフィンランド、ノルウェーと、上位は北欧諸国が占め、最下位はアフガニスタンでした。G7の中ではドイツが10位、アメリカは27位、イタリアは63位。アジア首位はフィリピンで19位、韓国は99位、中国は102位でした。

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