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内閣府の調査によれば、2020年度のドメスティック・バイオレンス(DV)の相談件数は昨年11月までの総数で13万2355件に上り、過去最多になりました。

《詳細》

調査は全国の配偶者暴力相談支援センターや、内閣府が昨年4月から始めた「DV相談プラス」に寄せられた相談を集計したものです。

DVとは主に、配偶者やパートナーからの殴る蹴るなどの身体的な暴力のほか、怒鳴ったり暴言を吐いたりする、無視するといった精神的な暴力のことを指します。さらには生活費を渡さない、性行為を強要するといったものまで含まれます。

昨年4月から11月にかけては、毎月1万5千件を上回るほどの相談があり、新型コロナウィルス感染拡大にともなう外出自粛が影響していると見られています。

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