世界的に、LGBT(女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、性別超越者の総称)に配慮する動きが進んでいます。

例えば2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも、LGBTに配慮した取り組みが予定されています。これは、女性アスリートに同性愛者が多いとされることを踏まえてのことです。

電通ダイバーシティ・ラボが今年1月に発表した調査(対象数6229人)によると、2015年ではLGBTのことを知っている人の割合は約38%だったのに対し、2018年では約69%にまで増えています。

また日本におけるLGBT層の割合は、2018年の調査で約9%。100人いたら9人がLGBTということですから、かなりの割合です。ただし、そのうち約65%の人が「誰にもカミングアウトしていない」と答えています。

大川隆法・幸福の科学総裁はこのほど、同性愛者的な傾向があったアイルランド出身の作家、オスカー・ワイルド(1854~1900年)の霊言を収録しました。

ワイルドは、童話『幸福な王子』や長編小説『ドリアン・グレイの肖像』、戯曲『サロメ』、評論『社会主義下の人間の魂』など、宗教的な内容を含んだ作品を数多く残した人物です。しかし、『サロメ』の英訳者である青年ダグラス卿との同性愛関係が問題になり、重労働と禁固2年の実刑判決、破産宣告を受け、最後はパリの陋屋で窮死しました。

果たして、同性愛は完全な悪なのでしょうか。ワイルドの霊言を元に、「本物の愛とは何か」を考えてみましょう。