《ニュース》
ヒマラヤ山脈の中国・ネパールの国境で起きた大洪水は、同地域で史上最大規模の被害をもたらしました。被災地の一日も早い復旧・復興と、犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りします。
《詳細》
8月26日、ヒマラヤ山中で氷河崩壊が起き、巨大な氷と岩盤が河川に落下しました。膨大な土砂と水とを巻き込みながら下流に押し寄せ、約7分後には中国ギロンにある国境施設へ到達。中国・ネパール交易の象徴で、"東海道の箱根の関所"のような存在であった巨大なゲートや、税関施設、橋などが、みるみるうちに水に呑みこまれました。
泥流の痕跡から、波の高さは「20階建てビルに匹敵する約60メートル」にまで及んだとする報道もあります。国境施設の監視カメラがとらえた、施設群が壁のような水煙に呑まれるという、現実の出来事とは思えない映像は、世界中で報道・拡散され、衝撃を与えています。
ギロンには27日、習近平・国家主席の指示を受けて、李強首相も入るなどしています。北京政府としても重大災害と受け止めていることが伺えます。
土石流・洪水はさらに下流約168キロメートルに及んで猛威を振るい、両国合わせて死者は1000人に迫り、行方不明者も4800人にのぼると報じられています(8月31日時点)。
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