コロナ感染の拡大で温室効果ガス排出量が最少 産業を止めれば排出量は減るが、果たしてそれでよいのか?

2022.04.15

《ニュース》

2020年度に国内で排出された温室効果ガスの量が、排出量の算定が始まった1990年度以来、最少となったことが発表されました。

《詳細》

環境省が発表したもので、2020年度に排出されたのは11億5000万トンとなりました。19年度比で6200万トンの減少(-5.1%)となっています。

環境省は減少の理由として、新型コロナウィルスの感染拡大で経済活動が停滞したために、産業部門や運輸部門を中心に排出量が減少した影響が多いとしています。

「このペース」で排出量が減少すれば、2030年度には2013年度比に45%前後の削減が見込まれるとしていますが、経済活動が再開すると、排出量の増加が懸念されるといいます。山口壯(つよし)環境大臣は「今こそ再エネの導入や省エネの徹底を加速させることが重要」としています。

《どう見るか》

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タグ: 環境省  省エネ  コロナ禍  経済  景気  温室効果ガス  脱炭素 

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