中国が建国記念日に合わせ台湾に多数の軍機を派遣 核の恫喝もあからさまにするようになった中国

2021.10.05

4日に防空識別圏に進入した中国の戦闘機4機の飛行ルート(画像は台湾国防部の資料より)。

《ニュース》

中国の建国記念日に当たる1日の国慶節以降、中国は、台湾が設定する防空識別圏に戦闘機など延べ149機を進入させ、台湾を強くけん制しています。

《詳細》

中国軍機による台湾の防空識別圏への進入は、1日、2日、4日に連続してあり、4日だけで56機が飛来しました。台湾で対中国政策を担当する大陸委員会は、「台湾海峡の平和と安定を著しく損ない、地域の緊張を高めるもので、厳重に抗議する。非平和的で無責任な挑発行為を直ちにやめるよう、北京当局に求める」とコメントしました。

シンガポール国立大学リークアンユー公共政策大学院の客員研究員であるドリュー・トンプソン氏は、2日付CNNの取材に対し、「中国人民解放軍は国慶節を軍事的威圧によって祝う選択を下した」と述べています。

《どう見るか》

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タグ: 中国  防空識別圏  防衛  人民解放軍  核兵器  台湾 

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