中国軍機が日台の二正面作戦を想定して飛行していた 日米演習などの急増で、中国は一転して自制へ

2021.06.08

台湾空軍のF-16戦闘機。画像:ChenHao_Kuo / Shutterstock.com

《ニュース》

3月に飛行した中国軍機の航跡を分析すると、中国が台湾有事の際に日米の介入を防ぐ目的で、日本と台湾の防空識別圏に進入し、「二正面」で訓練を行っていたことが分かりました。朝日新聞がこのほど報じました。

《詳細》

中国の情報機と哨戒機が日本の防空識別圏に進入した3月29日、航空自衛隊は計10機以上の戦闘機を送り、対処しました。同日、台湾の西方でも、中国の戦闘爆撃機などが台湾の防空識別圏へ進入。日本の統合幕僚監部と台湾空軍が発表した中国軍機の航跡を重ねると、中国機が台湾を「3方面」から囲い込み、日米の介入を想定した動きを取っていたことが判明しました。

これにより、中国が日台に対する二正面作戦を行う前提で、中国軍機が飛行することを想定する必要が出てきました。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 台湾  中国共産党  習近平  日米演習  中国軍  自衛隊 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら