「恩知らず」や「逆うらみ」をする人を気にしないためには? 大川総裁が法話
2021.04.23
コロナ禍で、人との接触を避けるように言われる反面、家族などとのつながりを改めて意識した人も多いだろう。
仕事などにおいても、協力し合って大きな成果を出すなど、人とのつながりは大切なものだ。一方で、手塩にかけて育てた部下に裏切られたり、愛を以って接していたつもりの家族とうまくいかなくなったりと、難しいのもまた人間関係である。
4月21日、大川隆法・幸福の科学総裁により法話「恩知らず、逆うらみを気にしない法」が説かれた。本法話は全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点で公開されている(文末に問合わせ先)。
大川総裁は冒頭、幸福の科学の基本的な教えの一つである「与える愛」を例にとり、この教えから、信者は人に対して優しくしたり、親切にしようとしている人が多いのではないかとしつつ、「(世間は)ジャングルの掟みたいな感じで、周りが野獣に満ちていて、隙を見せたら獲物を分捕られたり、あるいは食べられたりする、そんな世界が広がっていると思うような見方もあるんですよね」と、世の中の厳しいあり方について語った。
その上で、最初は仲良くやってこられた仕事仲間でも、組織が大きくなり、公の立場になってくると、冷静で客観的な目をもって、必要がある時は叱るなどの判断が必要であることを、医師や看護師などを例にとり、分かりやすく説いた。
そして、人からの愛を誤解して、必要以上に距離を詰めてきたり、こちらが引くと逆うらみをしたりする「恩知らず」はたくさん出てくるものであるとして、「(そういうことを)しない人のほうが、珍しい、できた人なんですよ」と語り、「そういうものである」という心持ちの大切さを示唆。そして、ある程度抵抗力をつけることの必要性を説いた。
自己客観視することの難しさ
逆うらみをしてしまう「恩知らず」側の立場では、「正当に評価されていない」などと思いがちだが、実際は自分の能力が、組織などが求めるレベルに追いついていないことも多い。
大川総裁は、「自分は認められて、重宝されて、重要戦力だと思って使ってもらっていると思っていたのが、(中略)ちょっとみんなが冷たくなってきたよなという感じがしてきたら、(中略)イノベーションをかけている時期で、今までの仕事では満足しなくなってきて、もう一段上に上がろうとしている」と説き、自己客観視して、分(ぶん)を知ることの難しさを自身の経験も交えて語った。
本法話では、上記の内容以外にも、次のような論点が言及された。
- 本法話のタイトルは●●によってつけられた
- デール・カーネギーの考え方に足りないところ
- 商社時代の大川総裁の卓越した交渉力
- 「逆うらみ」して問題を起こす人の共通点
- 抜擢人事の成功率は●割
- 幸福の科学の発展が速過ぎて起きた問題
- 長く働けて結果的に偉くなるケースとは
- イエスの十二弟子を現代に例えると?
- イエスとビートルズに通じるもの
- 家族にも厳しい釈尊の教え
- 信念を貫くことの大切さ
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『私の人生論』
幸福の科学出版 大川隆法著
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2021年2月27日付本欄 学校では教えてくれない、知っておきたい「世の中の法則」とは
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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