今年のユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に、劇中歌の曲名「ありのままで」が選ばれるなど、ディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」は、社会現象を巻き起こした。

この「アナ雪」の続編短編「フローズン・フィーバー」(原題)が来年4月に公開されることは、これまでに報じられてきたが、その邦題がこのほど、「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」に決まった。続編では、「アナ雪」のその後の物語が描かれており、ディズニーの新作実写映画「シンデレラ」と同時上映される。

「アナ雪」は、言わずと知れた今年最もヒットした映画。運命を引き裂かれた王家の姉妹が、「真実の愛」を求める姿に、子供から大人まで幅広い層の人々が心を揺さぶられた。興行収入は250億円を突破し、興行通信社が調査した歴代映画興行成績でも、「千と千尋の神隠し」「タイタニック」に次ぐ3位(12月8日時点)に位置している。3月の公開開始にもかかわらず、東京都内ではいまだに上映している映画館もあるほどだ。

この「アナ雪」の人気の秘密はどこにあるのか。

実は「アナ雪」が日本で公開される2年前の2012年7月、大川隆法・幸福の科学総裁は、ディズニーランドの創設者、ウォルト・ディズニーの霊を招霊。世界中で愛されるディズニー成功の秘訣を聞き出した。

霊言で、ディズニーの霊は、人の感動には4つの段階があると語った。中でも、3段階目の「ほかの人に言わずにいれないほどの感動を与える」という点は興味深い。ディズニーの霊は「感動を、お土産として持って帰らせるわけよ」「これで感動に包まれて、『また行きたいな』という気持ちを自分だけに秘めるのでなくて、ほかの人に必ず伝えたくなる」としている。

さらに「厳しい数多くの選択肢のなかから、ディズニーに引っ張ってくるような魔法が要るわけだ」「リピーターが仲間を呼んでくる」と語り、成功の鍵はリピーターづくりにあるとした。(『ウォルト・ディズニー「感動を与える魔法」の秘密』 大川隆法著)

「アナ雪」は、まさにディズニーの霊の言葉を体現している。

NTTコムリサーチが6月に発表した調査結果によると、「アナ雪」は、映画館ユーザーの7割と言われる、映画鑑賞の頻度が年1~4回のライトユーザーを多く取り込むことに成功。また、リピーターが後を絶たず、中には日本語版と英語版の両方を見る人も現れ、8割弱が複数人での鑑賞者だったという。

続編が決まった背景には、「アナ雪」が多くの人々に感動を与え、リピーターづくりに成功したことがある。続編に寄せられる期待は大きい。この快進撃が今後も続くのか、注目していきたい。(冨)

【関連サイト】

ウォルト・ディズニーの霊言 感動を与える魔法の秘密 幸福の科学出版 特設ページ

http://special.irhpress.co.jp/disneymagic/

【関連書籍】

幸福の科学出版 『ウォルト・ディズニー「感動を与える魔法」の秘密』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1125

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