2014年3月号記事

大川隆法総裁 法話レポート

国師による現行日本国憲法への"通信簿"

「現行日本国憲法をどう考えるべきか」

2014年1月9日 幸福の科学総合本部

第二次世界大戦後、一度も改正されていない「日本国憲法」。世論調査などでは改正賛成派が上回るが、憲法9条改正反対の声が根強く、国会における改正議論はなかなか進展しない。

大川総裁は、かねてから日本国憲法の問題点を指摘し、「新・日本国憲法試案」を発表しているが、このたび改めて現行憲法についての見解を述べた。

現憲法では「日本は祭政一致の国」

現憲法の「政教分離」の規定は、国家が特定の宗教を保護し、他宗を弾圧することを禁じるもので、宗教が政治に関わることを禁じるものではない。だが、国民の多くは、宗教と政治は距離を取るべきだと考える傾向が強いようだ。

しかし、本法話で大川総裁は、 「本当は現在でも、日本は祭政一致の国なのです」 と明言し、天皇陛下を中心として2000年以上もの歴史を刻んできた日本の尊さを強調した。

現在では民主主義と国民平等の原則が強く打ち出されることが多いが、それでは皇室の基盤が揺らいでしまう。大川総裁は、近代合理主義的な考え方も必要だとしながら、政治において「何らかの形で神秘的なるものや、聖なるものに対する尊崇の念を遺しておくべき」とした。

ただし、現憲法では誰が国家の最終責任者か分かりにくい。皇室に象徴される日本の優れた文化や歴史を守るためにも、天皇陛下に政治的な判断責任を負わせないようにすべきとの指摘もあった。

憲法9条を改正すべき理由

大川総裁が2009年春に創立し、党総裁を務める幸福実現党は、立党以来、憲法9条改正を訴えてきた。現在では、憲法9条によって手足を縛られ、他国から明白な攻撃を受けてからでなければ反撃できず、日本のために戦っているアメリカが攻撃されても何もできない。これでは、全体主義国家から国を守ることはできない。

大川総裁は 「国際的正義と秩序の安定を考えるべき」 と、憲法9条は国際正義の観点からも改正が必要だとした。

最後には、 「平和の担保の最終部分は、神仏の心を地上に実現するところに持っていなければならない」 と、平和の創出には人間心を超えたものが重要であると説いた。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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