各紙が報道しているが、米航空宇宙局(NASA)は、4日、火星の表面に液体の塩水が流れている痕跡を発見した。火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」に搭載した高解像度のHiRISEカメラがとらえたもので、火星の南半球の赤道付近で観測された。
これまで火星の水は氷の形で存在していると考えられ、極域でも観測されもしていたが、液体は初めてのこと。水の存在を示す有力な証拠となる。
見つかった流れは塩水と見られている。これまでの調査で火星の表面には塩分が含まれているからだ。しかし、予想に反して真水の可能性も否定できまい。流れの幅は約0.4~4.5m、長さは数百mに及び、7カ所見つかっている。今後さらに発見される可能性がある。地球の水よりも密度と粘性が高く、シロップに近い状態ではと考えられているそうだ。
水が存在すれば、当然、生命の可能性も高い。案外このままスムーズに当然のごとく火星生物の発見につながるのではないだろうか。大川隆法総裁の宇宙人リーディングではすでに昨年来、数タイプの火星人のリーディングがなされている(『宇宙人リーディング』『宇宙からのメッセージ』ほかに収録)。また、本誌でも火星生物の痕跡や火星人の存在について紹介してきた。あとは物証としてのタイミングを待つばかりなのだ。もうそろそろ火星生物がいるのは当然という時代の幕を開けたいものだ。(ア)