2026年10月号記事
影を売っただけなのに
この秋、公開される映画『影を売る女』の魅力と、問いかけるメッセージに迫る。
映画『影を売る女』
10月16日(金)全国ロードショー

写真:映画『影を売る女』より。
contents

影を売っただけなのに ─ Part 3 ゲーテ、オスカー・ワイルド 世界的に普遍! "影を売る"者を描いた文学作品
ゲーテ、オスカー・ワイルド
世界的に普遍!
"影を売る"者を描いた文学作品
映画では、主人公の夕子が怪しげな黒マントの男から、「願いを叶える代わりに影を売ってほしい」と持ち掛けられる。
古今東西を見渡すと、こうした"影を売る"物語は珍しいものではない。
18~19世紀のヨーロッパで流行したロマン主義を代表する文学の一つである、アーデルベルト・シャミッソーの小説『影をなくした男』もその一つだ。
主人公シュレミールは大量のお金が出てくる「幸運の金袋」と引き換えに、不審な男に影を売ってしまう。しかしその後、影が大切なものであることに気づく。焦ったシュレミールは、姿をくらました男を探しに行くが……。
このように、目先の利益やこの世の幸福のために"魂"を売る話は他にもある。ここではその一部を紹介したい。
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
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