《ニュース》
文化庁が公表した2025年度の「国語に関する世論調査」の結果で、日常生活で文字を手書きする機会が「ない」と答えた人が3割に上ったことが分かりました。
《詳細》
今回の調査は、16歳以上の日本人6000人を対象に郵送で行われ、3777人から回答があったものです。文字の手書きについての質問では、日常生活で文字を手書きする機会が「ある」と答えたのは69.6%で、29.4%が「ない」と回答しています。14年度の調査では「ある」が72.7%、「ない」が27.3%で、手書きの機会は減少傾向にあるようです。
「文字を手書きすることを大切にすべき」との回答も80.4%と、前回の91.5%から落ち込みました。「大切にすべき」とする理由については、最も多い70.7%が「漢字などを正確に身に付けることになるから」と回答し、68.2%が「手書きの文字には個性が現れ、印刷文字にはない情感などを込めることができるから」と回答。「文字を手書きすること自体が文化」との回答が38.4%となっています。
そうした中、「文字がすべて印刷されたものと、手書きされたものや手書きが加えられたもののどちらがよいか」という質問では、82.3%が「手書きが加えられたもの」と回答。「どちらも変わらない」と答えたのは20代で24.6%、30代で20.2%となっています。
デジタル化の進展により、若年層では「スマホやパソコンに打ち込む」ことがより馴染みのある行動となり、手書き離れも見受けられます。しかし、「手書き」で文章を綴ることは、「日本文化の継承」にとどまらず、文章の内容にも大きく影響することが分かってきています。
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