《本記事のポイント》
- ユニバーサルスタジオの歴史
- スタジオツアーの魅力
- ディズニーランドとの違い
さて、前回までは、米国フロリダ州オーランドに位置する広大なウォルトディズニーワールド(WDW)の話題を取り上げました。今回からは、同じく米国の代表的テーマパークとして「ユニバーサル・スタジオ」を取り上げたいと思います。
「ユニバーサル・スタジオ」誕生
大阪にも人気のある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」がありますが、「ユニバーサルスタジオ」は、まさに、「スタジオ」と名前にある通り、これはハリウッドの映画産業におけるユニバーサル映画をテーマにしたテーマパークということになります。
まずは米国ハリウッドの「ユニバーサル・スタジオ」創設の経緯から見ていきましょう。
「ユニバーサル・スタジオ」の歴史を理解するうえで、特に重要なポイントは次の3点になります。
「ユニバーサル・スタジオ」の歴史的背景
まず、「ユニバーサル・スタジオ」そのものは、20世紀初頭の5セント映画劇場の開業から始まり、1915年頃に、映画製作の現場(スタジオ)をそのまま見せるという発想が生まれ、一般の人々が映画の舞台裏を見学するという伝統が始まりました。
次に、1964年に、世界最大、ハリウッドの広大な敷地内にある本物の映画撮影所内を見学するというスタジオツアーが誕生し、現在のハリウッドのテーマパークへとつながります。当時、観客は「Glamor Tram(グラマー・トラム)」と呼ばれる赤と白の旅客用の連結した車両に乗り、撮影現場で設営された巨大なショーセットの間を、ぐるりと見て回るような見学ツアーがその原型となります。
有名な映画の1シーンをまるで登場人物のようにリアルに体験できるツアーとして、こよなく映画を愛する米国民に、絶大な人気を博したわけです。本来は、映画製作ごとに解体しても良いショーセットを二次利用するという巧みなアイデアを利用しています。
その後、1990年になると、WDWの後を追うように、フロリダへ進出していきます。この「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」が、その後の映画の世界を体験する大型テーマパークの原型となり、ユニバーサルは世界的なリゾート事業へと発展していくことになっていく訳です。
つまり、ユニバーサル・スタジオは、ハリウッドの映画産業における映画製作の舞台裏を見学する施設から始まり、映画やゲームの世界を実際に体験できる大型のテーマパークへと進化してきたと言えます。
テーマパークという氷山型産業
前回まで触れてきたディズニーランドの世界が、ディズニー自らの生み出したストーリーやキャラクターの世界観に基づいて、パーク全体を構築してきたのが特徴であるとすると、ユニバーサル・スタジオは、映画撮影所という実際の製作現場を出発点にしたことが、その特徴です。
いずれにせよ、米国の国策とも言えるハリウッド映画産業の集積地から、常に製作される膨大な映画コンテンツの成功を背景にして、そのエッセンスの高度化として現出したのが、ユニバーサル・スタジオのようなテーマパークビジネスであり、一種の氷山型産業として成熟してきたとも言えるのではないでしょうか。
では、ユニバーサル・スタジオの中で、どのようなアトラクション等で構成されているのか、その魅力は何かについて、次回は解説していきたいと思います。
(吉崎富士夫)
【関連書籍】

『不動心の練り方』
大川隆法著 幸福の科学出版
【関連記事】
2026年11月6日付本欄 映画『影を売る女』台湾全土公開で舞台挨拶も大盛況 ─ 主演・長谷川奈央に現地大手紙『聯合報』も注目











![HSU 神様の学問 [第29回] ─ 地球の食料問題解決に向けた古代魚ピラルクの養殖研究 HSU 神様の学問 [第29回] ─ 地球の食料問題解決に向けた古代魚ピラルクの養殖研究](https://media.the-liberty.com/images/20261027/bba6bdd3-30cb-4c32-8261.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)










