2025年6月号記事
HSU 神様の学問
入門編
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の教師陣があるべき学問の姿について語る新シリーズ
第11回
神への信仰によって創られた古代ギリシャ彫刻

石井 諭
(いしい・さとし)東京藝術大学大学院美術研究科修了(美術修士)。幸福の科学の地方本部長を経て、2015年よりHSU未来創造学部プロフェッサー(芸能・クリエーターコース担当)。
現代の芸術学の問題点の一つに「正しい理念が失われ、技術的なことが中心となっている」点が挙げられます。しかし、古代ギリシャの彫刻に見られるように、芸術とは本来、「神の教えを伝える」「神への感謝を捧げる」ために存在しました。
大川隆法・幸福の科学総裁は、ギリシャの地に最初のギリシャ精神をまき、ギリシャ的なものを創ったのはオフェアリス神であり、教えの柱の一つとして「人間は本来、全智全能の神と同一の資質を有している」と説いたと述べています(*1)。
つまり、古代ギリシャ彫刻は、始まりの理念において、人間の姿を創りながら、神と同質の「神の姿」を表現していたと言えるのです。